手術手技
ロボット支援下幽門側胃切除術において安全なデルタ吻合を行うための工夫
池田 貯
1
,
奥山 桂一郎
1
,
久保 洋
1
,
平木 将紹
1
,
田中 聡也
1
,
北原 賢二
1
1佐賀県医療センター好生館消化器外科
キーワード:
ロボット支援手術
,
胃癌
,
デルタ吻合
Keyword:
ロボット支援手術
,
胃癌
,
デルタ吻合
pp.361-368
発行日 2021年3月15日
Published Date 2021/3/15
DOI https://doi.org/10.18888/op.0000002106
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ロボット支援下幽門側胃切除術は,2018年4月にわが国で保険適用となり,多くの施設で導入され,広く普及しつつある。胃癌手術に手術支援ロボット(da Vinci®Surgical System;以下,DVSS)を用いる利点については,従来精緻なリンパ節郭清ができることなどが報告されてきたが1),2014年より先進医療Bとして行われた多施設共同前向き臨床研究により,DVSSを用いた胃癌手術では術後膵液瘻を含めた合併症発生割合が有意に低下することが示された2)。
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