手術手技
腹腔鏡下胃切除におけるポート位置シミュレーション
進藤 幸治
1
,
大内田 研宙
1
,
森山 大樹
1
,
中村 雅史
1
1九州大学臨床・腫瘍外科
キーワード:
ポートシミュレーション
,
腹腔鏡下胃切除術
,
3D-CT
Keyword:
ポートシミュレーション
,
腹腔鏡下胃切除術
,
3D-CT
pp.1347-1354
発行日 2020年8月15日
Published Date 2020/8/15
DOI https://doi.org/10.18888/op.0000001829
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胃癌に対する腹腔鏡下胃切除術は急速に広がり,現在では非常に多くの施設で行われている1)。その適応は,早期胃癌に対する腹腔鏡下幽門側胃切除のみならず,進行胃癌および腹腔鏡下胃全摘術へと拡大してきており,安全性を確保するために各施設で手技の標準化がなされている。腹腔鏡手術においては,ポート軸によって可動域が制限されるため,ポート位置は手技の定型化において重要な要素であるが,ポート位置の決定法についてはいまだ確立された方法論がない。
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