特集 消化器外科手術の論点2020 誌上ディベートと手術手技
胃外科 6 噴門側胃切除後の再建法
江藤 弘二郎
1
,
黒田 新士
2
1熊本大学大学院生命科学研究部消化器外科学
2岡山大学大学院医歯薬学総合研究科消化器外科学
pp.467-467
発行日 2020年3月31日
Published Date 2020/3/31
DOI https://doi.org/10.18888/op.0000001618
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上部早期胃癌・食道胃接合部癌に対する縮小・機能温存手術として,噴門側胃切除が行われ,その再建には食道残胃吻合・空腸間置法・ダブルトラクト法などが行われる。ダブルトラクト法再建は,食道胃接合部癌や食道浸潤を伴い切離が高位となった症例においても,対応可能であるところや,術後逆流性食道炎が比較的少ないことなどがメリットとして挙げられる。
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