特集 鼠径部ヘルニア手術を極める
病型に合わせたONSTEP法の基本手技
三澤 健之
1
1東京慈恵会医科大学附属柏病院外科
キーワード:
ONSTEP法
,
成人鼠径部ヘルニア
,
鼠径部切開法
Keyword:
ONSTEP法
,
成人鼠径部ヘルニア
,
鼠径部切開法
pp.149-156
発行日 2020年2月15日
Published Date 2020/2/15
DOI https://doi.org/10.18888/op.0000001535
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鼠径部ヘルニア手術においてメッシュを展開する層は,①Lichtenstein法に代表される横筋筋膜上(onlay),②Kugel法やTAPP(transabdominal preperitoneal approach),TEP(totally extraperitoneal approach)に代表される横筋筋膜下(underlay),③腹腔内(intraperitoneal onlay mesh;IPOM),mesh-plug法に代表されるヘルニア門内(plug)に大別される(図1a)。それぞれに優れたデバイスが製品化され,外科医の好み(surgeon’s preference),あるいは病型を含めた患者側因子によって使い分けられている。
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