特集 肝胆膵外科における低侵襲手術と臓器温存手術
大腸癌肝転移に対するparenchymal-sparing hepatectomy(PSH)
松木 亮太
1
,
小暮 正晴
1
,
中里 徹矢
1
,
鈴木 裕
1
,
森 俊幸
1
,
阪本 良弘
1
1杏林大学医学部肝胆膵外科
キーワード:
大腸癌肝転移
,
parenchymal-sparing hepatectomy(PSH)
Keyword:
大腸癌肝転移
,
parenchymal-sparing hepatectomy(PSH)
pp.19-23
発行日 2020年1月15日
Published Date 2020/1/15
DOI https://doi.org/10.18888/op.0000001504
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大腸癌肝転移に対する根治的治療が肝切除であることにはコンセンサスが得られている。わが国における大腸癌肝転移に対する肝切除術式は,術中超音波を用いて肝実質をなるべく温存する部分切除(非系統的切除)が基本であった。腫瘍条件によって区域切除や片肝切除も適応されるが,肝実質を極力温存する方針に変わりはない。
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