特集 いまだからこそ見直される乳房温存手術
内視鏡を併用した乳房温存手術の術式とその適応
福間 英祐
1
,
越田 佳朋
1
,
坂本 尚美
1
,
浅野 裕子
1
,
黒住 昌史
1
,
坂本 正明
2
1亀田メディカルセンター乳腺センター
2亀田メディカルセンター乳腺センター/木更津乳腺クリニック・さか本
キーワード:
内視鏡外科手術
,
乳房温存手術
,
癌根治
Keyword:
内視鏡外科手術
,
乳房温存手術
,
癌根治
pp.1649-1657
発行日 2019年11月15日
Published Date 2019/11/15
DOI https://doi.org/10.18888/op.0000001444
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わが国では1980年代半ばから乳房温存手術が試みられるようになり,1990年代には標準術式の1つとして徐々に普及していった。一方,乳腺疾患に対する内視鏡外科手術は,1995年からわが国で開始された。われわれは乳癌に対し,1996年から内視鏡下乳頭乳輪乳房切除術1),1997年から内視鏡下乳房温存手術,1999年から内視鏡下センチネルリンパ節生検2)を開始している。
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