手術手技
腹腔鏡下噴門側胃切除術後上川法(観音開き法)による再建の工夫
長谷川 康弘
1
,
茂呂 浩史
1
,
木内 誠
1
,
佐藤 正幸
1
,
三浦 康
1
,
藤谷 恒明
1
1宮城県立がんセンター消化器外科
キーワード:
噴門側胃切除術
,
上川法(観音開き法)再建
,
腹腔鏡
Keyword:
噴門側胃切除術
,
上川法(観音開き法)再建
,
腹腔鏡
pp.225-229
発行日 2019年2月15日
Published Date 2019/2/15
DOI https://doi.org/10.18888/op.0000001054
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EMR(endoscopic mucosal resection),ESD(endoscopic submucosal dissection)の適応とならないU領域のcT1N0病変に対しては噴門側胃切除術が行われることが多い。胃癌治療ガイドライン(第5版)1)でも「U領域のcT1N0の腫瘍に対して,選択肢の一つとして噴門側胃切除術を弱く推奨する」とある。噴門側胃切除術の再建にはいくつかの方法があるが当科では上川法(観音開き法)2)による再建を第一選択として行っている。当科で行っている腹腔鏡下での再建における工夫について報告する。
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