手術手技
Overlap法を用いた食道空腸吻合における術中トラブル回避のための工夫
小倉 正治
1
,
松井 淳一
1
1東京歯科大学市川総合病院外科
キーワード:
overlap法
,
食道空腸吻合
,
linear stapler
Keyword:
overlap法
,
食道空腸吻合
,
linear stapler
pp.219-223
発行日 2019年2月15日
Published Date 2019/2/15
DOI https://doi.org/10.18888/op.0000001053
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腹腔鏡下胃全摘(laparoscopic total gastrectomy;LTG),あるいは腹腔鏡下噴門側胃切除後(laparoscopic proximal gastrectomy;LPG)の再建において,overlap法を使用した食道空腸吻合は,Uyamaらによって報告され1),その良好な手術成績から近年増加しつつある。しかし,食道裂孔周囲の限られたスペースで,しかもポートから遠い位置において体腔内操作をする必要があり,技術的に難度の高い手技である2,3)。よって,食道空腸吻合のoverlap法については,さまざまな工夫が報告されている2-5)。
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