手術症例報告
サバイビン2B癌ペプチドワクチンにより長期生存を得た膵癌の1例
島 宏彰
1
,
九冨 五郎
1
,
木村 康利
1
,
鳥越 俊彦
2
,
竹政 伊知朗
1
1札幌医科大学消化器・総合,乳腺・内分泌外科学講座
2札幌医科大学医学部病理学第一講座
キーワード:
膵癌
,
癌ペプチドワクチン
,
癌免疫療法
Keyword:
膵癌
,
癌ペプチドワクチン
,
癌免疫療法
pp.1807-1811
発行日 2017年12月15日
Published Date 2017/12/15
DOI https://doi.org/10.18888/op.0000000514
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膵癌は予後不良な悪性腫瘍で,診断時にすでに手術不能であることも多く,手術可能な場合でもその後の5 年生存率は他の癌腫と比較し非常に低い1)。近年,FOLFIRINOX やアブラキサンなどの薬物療法が適応となり予後の改善が得られてきたものの,依然として予後不良な癌腫である。
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