特集 胃全摘後空腸パウチ再建・噴門側胃切除後再建 −その有用性と安全に行うコツ
Ⅰ.総論 胃全摘後空腸パウチ再建・噴門側胃切除後再建を取り巻く現状と外科生理学・生体力学からの検証
中田 浩二
1
,
植田 毅
2
,
羽生 信義
3
,
柏木 秀幸
4
,
三森 教雄
5
,
矢永 勝彦
6
1東京慈恵会医科大学臨床検査医学講座
2東京慈恵会医科大学自然科学教室(物理学研究室)
3東京慈恵会医科大学外科学講座/町田市民病院副院長
4東京慈恵会医科大学外科学講座/富士市立中央病院院長
5東京慈恵会医科大学外科学講座教授
6東京慈恵会医科大学外科学講座主任教授
キーワード:
胃切除後再建法
,
外科生理学・生体力学
,
patients reported outcome(PRO)
Keyword:
胃切除後再建法
,
外科生理学・生体力学
,
patients reported outcome(PRO)
pp.1129-1139
発行日 2017年7月15日
Published Date 2017/7/15
DOI https://doi.org/10.18888/op.0000000001
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胃癌の診断と治療の進歩により長期生存が得られる患者が増え,術後のQOL向上も外科治療に求められるようになってきた。そのため,機能温存を重視した胃切除後再建が注目され,さまざまな再建法や手術手技の工夫が行われているが,新しい術式の導入期には経験不足による合併症を経験することも少なくない。
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