目で見る外科標準術式・14
胃全摘後空腸パウチ再建術
竹下 公矢
1
,
斎藤 直也
2
,
谷 雅夫
2
,
林 政澤
2
,
佐伯 伊知郎
2
,
関田 吉久
2
,
海山 智隆
2
Kimiya TAKESHITA
1
1東京医科歯科大学医学部光学医療診療部
2東京医科歯科大学医学部食道・胃外科
pp.215-223
発行日 2001年2月20日
Published Date 2001/2/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407904376
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
はじめに
近年,消化管吻合器の改良,進歩に伴い,胃切除後のQOLの改善を目指して,各種の空腸パウチ(pouch)を用いた再建術が行われるようになってきた1〜5).胃癌における胃全摘後空腸パウチ再建術では,従来の再建法に比べ安全性,手術時間の面で遜色のないことが普及するための必須条件である.本稿では最近筆者らが主として行っている方法6〜10)を中心に,その手技と成績を報告する.
Copyright © 2001, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.