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糖尿病患者の背部に生じた巨大皮下膿瘍の1 例
三好 研
1
,
見元 弘一郎
2
1土佐市立土佐市民病院,皮膚科,医長
2高知見元病院,高知市
キーワード:
皮下膿瘍
,
糖尿病
,
局所陰圧閉鎖療法
Keyword:
皮下膿瘍
,
糖尿病
,
局所陰圧閉鎖療法
pp.141-142
発行日 2017年2月1日
Published Date 2017/2/1
DOI https://doi.org/10.18888/hiJ.0000000021
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症例 48 歳,男性 初診 2014 年1 月上旬 主訴 背部の腫脹,疼痛家族歴 特記すべきことなし。既往歴 統合失調症,糖尿病現病歴 初診3 週間前より背部に発赤,腫脹が出現し,次第に増悪してきたため近医より紹介受診。現 症 背部中央にドーム状に隆起するバレーボール大の紫紅色の腫脹を認めた(クリニカラー1 図)。熱感と圧痛を伴い,中央は白色調を呈していた。波動を触知したため切開したところ,多量の排膿を認めた。
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