Japanese
English
症例
感染を生じた痛風結節の2例
Two cases of infected gouty tophi
溝上 悦生
1
,
中川 裕貴
1
,
山本 康弘
2
,
大森 啓史
2
,
秀坂 恵
3
,
岩崎 泰政
4
,
林 拓男
5
Etsuo MIZOUE
1
,
Yuki NAKAGAWA
1
,
Yasuhiro YAMAMOTO
2
,
Hiroshi OMORI
2
,
Megumi HIDESAKA
3
,
Yasumasa IWASAKI
4
,
Takuo HAYASHI
5
1福山市民病院,皮膚科(主任:中川裕貴科長)
2同,形成外科
3同,臨床検査科(病理)
4岩崎皮ふ科・形成外科,福山市
5三原城町病院,整形外科
キーワード:
痛風結節
,
感染
,
骨破壊
,
断端形成術
,
薬物療法
Keyword:
痛風結節
,
感染
,
骨破壊
,
断端形成術
,
薬物療法
pp.77-80
発行日 2026年1月1日
Published Date 2026/1/1
DOI https://doi.org/10.18888/hi.0000005585
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症例1:59歳,男性。手足に多発結節を認め当科を受診した。尿酸値は11.7mg/dl。病理検査所見で尿酸塩結晶を認め,痛風結節と診断した。薬物治療を開始し,一部結節は縮小したが,右第2趾の結節に感染を生じ,抗菌薬加療にて治癒した。症例2:52歳,男性。右足部膿瘍で当院を紹介受診した。右第1趾に潰瘍と排膿を認めた。尿酸値は2.2mg/dl。同部位に骨融解像を認め,断端形成術を施行し,創部改善した。左第1趾にも感染を認め,抗菌薬加療にて治癒した。痛風結節は高尿酸血症の長期罹患で発症しやすいとされているが,近年では治療法の確立によりその発症は減少傾向にある。感染を生じた場合,骨破壊をきたすことがあり,その場合は尿酸値にかかわらず手術療法を考慮する。

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