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セツキシマブ・FOLFOX併用療法中に発症し,アロプリノールが有効であった後天性反応性穿孔性膠原線維症の1例
Acquired reactive perforated collagenosis that developed during cetuximab/FOLFOX combination therapy and was effectively treated with allopurinol
永岡 譲
1
,
野呂 昌弘
2
Yuzuru NAGAOKA
1
,
Masahiro NORO
2
1松戸市立総合医療センター,皮膚科,部長
2同,病理診断科
キーワード:
後天性反応性穿孔性膠原線維症
,
アロプリノール
,
掻破行動
,
セツキシマブ
,
FOLFOX
Keyword:
後天性反応性穿孔性膠原線維症
,
アロプリノール
,
掻破行動
,
セツキシマブ
,
FOLFOX
pp.1740-1741
発行日 2023年10月1日
Published Date 2023/10/1
DOI https://doi.org/10.18888/hi.0000004219
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現病歴 初診の数カ月前より左膝窩に紅斑が多発し,化学療法の有害事象と考え,ジフルプレドナート軟膏を外用したが改善しなかった。その後,両側の下肢に広範囲に同様の紅斑が多発し,一部は厚い痂皮を伴うようになった。瘙痒などの自覚症状に乏しく,掻破行動はみられなかった。
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