憧鉄雑感
第125回 診療所のバリアフリー
安部 正敏
1
Masatoshi ABE
1
1医療法人社団 廣仁会 札幌皮膚科クリニック
pp.1589-1589
発行日 2022年8月1日
Published Date 2022/8/1
DOI https://doi.org/10.18888/hi.0000003496
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我がクリニックのビルの入口は,昔流行ったであろうお洒落な階段である。5段の段差を上がってガラス扉の向こうにエレベーターという流れである。現在頭の痛い課題がバリアフリー化であり,スロープ設置などスペースが狭く難しいようである。しかし,足が不自由な高齢者なども,ゆっくり階段を上がり来院してくださるのは有難くもあり,また何とも申し訳ない。爪甲鉤彎症などをみると,せめて丁寧に爪切りをして差し上げたい。筆者などリンパ節郭清など逆立ちしてもできぬが,爪切り位は何とかなる。
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