Japanese
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特集 4疾患からみる膠原病のいま
総説
2.膠原病治療の最新知識
-② 皮膚筋炎
2. Up-to-date Review on Treatments
② Dermatomyositis
濱口 儒人
1
Yasuhito HAMAGUCHI
1
1金沢大学医薬保健研究域医学系,皮膚分子病態学
キーワード:
皮膚筋炎
,
副腎皮質ステロイド薬
,
タクロリムス
,
免疫グロブリン大量静注療法
Keyword:
皮膚筋炎
,
副腎皮質ステロイド薬
,
タクロリムス
,
免疫グロブリン大量静注療法
pp.1774-1780
発行日 2019年11月1日
Published Date 2019/11/1
DOI https://doi.org/10.18888/hi.0000001662
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・皮膚筋炎では治療標的となる病変と重症度を評価し治療方針を決める。
・副腎皮質ステロイド薬が基礎治療薬の中心であり,臓器病変,重症度に応じてタクロリムス,免疫グロブリン大量静注療法などを併用する。
・抗MDA5抗体陽性例で急速進行型間質性肺炎を合併する症例では,複数の免疫抑制薬を組み合わせた集学的治療を早期から行う。
・悪性腫瘍合併例では原則として悪性腫瘍の治療を優先する。
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