憧鉄雑感
第88回 異常気象下完璧移動術
安部 正敏
1
Masatoshi ABE
1
1医療法人社団廣仁会札幌皮膚科クリニック,褥瘡・創傷治癒研究所
pp.1323-1323
発行日 2019年7月1日
Published Date 2019/7/1
DOI https://doi.org/10.18888/hi.0000001510
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鉄道エッセイを書きながら仕事で飛行機に乗らねばならぬ筆者は,冬季は誠に気を遣う。暇さえあればインターネットで気象情報をチェックし一喜一憂する。正直それだけで疲れてしまい満足に診療などできぬ有様である。半面,近年 “気象学” には誠に強くなり,知識量であれば案外 “鉄道” の次に “皮膚科” を押しのけて “気象” が位置する勢いである。くもりを予報する気象予報士に「そりゃアンタ,雪でしょう!」とテレビの前でツッコミをいれ,実際雪が降る朝も多々経験しており,案外筆者の天気予報を外す確率は皮膚疾患誤診率より低いかもしれぬ。
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