Japanese
English
症例
膿疱性乾癬(汎発型)の2例
Two Cases of Generalized Pustular Psoriasis
中村 裕美
1
,
西島 千博
1
,
稲沖 真
1
Hiromi NAKAMURA
1
,
Chihiro NISHIJIMA
1
,
Makoto INAOKI
1
1金沢医療センター,皮膚科(主任:稲沖 真部長)
キーワード:
膿疱性乾癬(汎発型)
,
治療
,
プレドニゾロン
,
エトレチナート
,
シクロスポリン
Keyword:
膿疱性乾癬(汎発型)
,
治療
,
プレドニゾロン
,
エトレチナート
,
シクロスポリン
pp.1403-1407
発行日 2018年8月1日
Published Date 2018/8/1
DOI https://doi.org/10.18888/hi.0000000927
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症例1:57歳,女性。2日前から全身に紅斑が出現した。高熱を伴い膿疱が増加した。症例2:23歳,男性。6カ月前に下肢に紅斑が出現した。初診時,体幹・四肢に膿疱を伴う紅斑がみられた。副腎皮質ステロイド軟膏とビタミンD3軟膏を外用したが,7週間後に高熱を伴い膿疱が増加した。2例とも病理組織学的に海綿状膿疱を認めた。症例1はエトレチナートとプレドニゾロン,症例2はシクロスポリンの内服を開始し,軽快した。本疾患の診断と治療において,診療ガイドラインが参考になる。
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