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ミノキシジルが有効であったLIPH 遺伝子変異を有する先天性縮毛症/乏毛症の1例
藤原 千紗子
1
,
岡田 克之
1
,
清水 晶
2
,
石川 治
2
,
下村 裕
3
1桐生厚生総合病院,皮膚科(主任:岡田克之医長)
2群馬大学大学院医学系研究科,皮膚科学
3新潟大学大学院医歯学総合研究科,皮膚科学
キーワード:
先天性縮毛症/乏毛症
,
LIPH 遺伝子変異
,
ミノキシジル
Keyword:
先天性縮毛症/乏毛症
,
LIPH 遺伝子変異
,
ミノキシジル
pp.1336-1337
発行日 2017年7月1日
Published Date 2017/7/1
DOI https://doi.org/10.18888/hi.0000000136
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現症 前頭部から後頭部髪際部にかけて,毛髪は疎であり,その性状は縮毛であった(図1‒a)。縮毛矯正をかけており毛髪は肩までの長さであった。眉毛や睫毛に問題はなく,体幹の皮疹や歯牙の異常はなかった。
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