特集 抗VEGF薬治療の現場から見えてくる実態
1 抗VEGF薬硝子体注射後の眼内炎症のリスクとその対応について
広野 一志
1
,
門之園 一明
1
1横浜市立大学大学院医学研究科 視覚再生外科学教室
キーワード:
AMD
,
抗VEGF薬
,
IOI
,
ブロルシズマブ
Keyword:
AMD
,
抗VEGF薬
,
IOI
,
ブロルシズマブ
pp.3-8
発行日 2026年1月5日
Published Date 2026/1/5
DOI https://doi.org/10.18888/ga.0000004512
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近年の高齢化社会の進展に伴い,加齢黄斑変性(age-related macular degeneration:AMD)の患者数は世界的に増加している。特に日本を含む先進国では,平均寿命の延伸と生活習慣の変化によりAMDの罹患率が上昇し,視覚障害の主要な原因疾患のひとつとなっている1)2)。AMDは新生血管型(neovascular AMD:nAMD)と萎縮型に分類され,なかでもnAMDは黄斑新生血管(macular neovascularization:MNV)の発生により急速な視力低下をきたす重篤な疾患である。早期の診断と治療介入が,視機能維持に重要とされる。

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