綜説
MRIによる緑内障患者の脳構造変化と機能
舘脇 康子
1
1東北大学加齢医学研究所 臨床加齢医学研究分野
キーワード:
緑内障
,
脳構造
,
脳機能
,
視覚野
,
glaucoma
,
brain structure
,
brain function
,
visual cortex
,
MRI
,
magnetic resonance imaging
,
retinotopic map
Keyword:
緑内障
,
脳構造
,
脳機能
,
視覚野
,
glaucoma
,
brain structure
,
brain function
,
visual cortex
,
MRI
,
magnetic resonance imaging
,
retinotopic map
pp.1421-1426
発行日 2023年12月5日
Published Date 2023/12/5
DOI https://doi.org/10.18888/ga.0000003437
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緑内障は網膜神経節細胞の死滅による進行性の視野欠損を特徴とし,網膜のみならず中枢視路にまで体系的に変性が及ぶことが知られている1)。近年,MRI(magnetic resonance imaging)撮像解析技術の飛躍的な進歩によって,生体内の中枢視路や脳皮質に生じる緑内障性の構造的・機能的変化を詳細かつ明瞭に可視化することが可能となり,これまで知り得なかった,緑内障の中枢神経へのダイナミックな影響が明らかにされつつある。
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