特集 覚えておきたい神経眼科疾患
Ⅳ.瞳孔異常 2.瞳孔緊張症・Adie症候群
石川 均
1
1北里大学病院眼科
pp.1443-1445
発行日 2021年12月24日
Published Date 2021/12/24
DOI https://doi.org/10.18888/ga.0000002432
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正常な瞳孔は正円,左右同大でその中心は下鼻側に偏位し,さらに刺激による縮瞳,散瞳も左右同時,同程度に生ずる。瞳孔の異常は形態異常と反応の異常に分類され,瞳孔緊張症もその両者を合併している。一般に瞳孔異常は時間が経過していくと虹彩平滑筋の萎縮を生じ,原疾患を探ることが困難となる。
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