特集 生物製剤によるぶどう膜炎の治療
1 生物製剤概論
竹内 正樹
1
,
水木 信久
1
1横浜市立大学眼科学
キーワード:
ぶどう膜炎
,
生物製剤
,
TNF阻害薬
,
インフリキシマブ
,
アダリムマブ
Keyword:
ぶどう膜炎
,
生物製剤
,
TNF阻害薬
,
インフリキシマブ
,
アダリムマブ
pp.539-545
発行日 2020年6月5日
Published Date 2020/6/5
DOI https://doi.org/10.18888/ga.0000001692
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生物製剤とは生物が産生する抗体や蛋白質などを応用してバイオテクノロジーにより生み出された分子標的治療薬である。わが国では2002年にCrohn病の治療薬として腫瘍壊死因子(tumor necrosis factor:TNF)を標的とする抗TNF製剤,インフリキシマブがはじめて承認された。その後,適応疾患や生物製剤の種類や標的分子が拡大し,多くの炎症性疾患の治療薬として近年用いられるようになった。
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