増刊号 最新臨床研究から探る眼科臨床のギモンQ&A
3 ぶどう膜炎
非感染性ぶどう膜炎でTNF阻害薬を使えばステロイド内服をやめられますか?
蕪城 俊克
1
1自治医科大学附属さいたま医療センター眼科
キーワード:
非感染性ぶどう膜炎
,
TNF阻害薬
,
ステロイド内服
,
アダリムマブ
,
インフリキシマブ
Keyword:
非感染性ぶどう膜炎
,
TNF阻害薬
,
ステロイド内服
,
アダリムマブ
,
インフリキシマブ
pp.142-145
発行日 2022年10月30日
Published Date 2022/10/30
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1410214575
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
- 参考文献
非感染性ぶどう膜炎に対しステロイド内服量を減量する目的でTNF阻害薬(アダリムマブ)が用いられます.国際臨床試験の結果では,アダリムマブ開始により最終的にステロイド離脱して非活動状態を達成したのは,試験開始時点で活動性であったぶどう膜炎症例の54%(66/123例),および同時点で非活動性であった症例の89%(51/57例)でした.
Copyright © 2022, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.