綜説
日本における新しい配合薬の展望
齋藤 瞳
1
1東京大学医学部附属病院 眼科・視覚矯正科
キーワード:
緑内障
,
治療薬
,
配合剤
,
アドヒアランス
,
brimonidine/timolol
,
併用療法
Keyword:
緑内障
,
治療薬
,
配合剤
,
アドヒアランス
,
brimonidine/timolol
,
併用療法
pp.367-370
発行日 2020年4月5日
Published Date 2020/4/5
DOI https://doi.org/10.18888/ga.0000001622
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緑内障の点眼治療を開始する際,緊急を要する場合以外は単剤投与から開始するのが通常である。しかし,単剤のみで眼圧を理想値にコントロールできる症例ばかりではないため,治療強化目的で複数の点眼薬を使用する症例も多い。緑内障診療ガイドライン第4版には「単剤療法での効果が不十分であるときには併用療法を行う。また,併用処方時には薬理学的な作用点が同じ薬剤を選択してはならない」と記されている1)。
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