特集 緑内障診療─この時どうする? ─
10 バルベルトとアーメド:その違いは? 対象はどう選べば良いのか?
石田 恭子
1
1東邦大学医療センター大橋病院眼科
キーワード:
バルベルト
,
アーメド
,
緑内障インプラント手術
,
難治性緑内障
Keyword:
バルベルト
,
アーメド
,
緑内障インプラント手術
,
難治性緑内障
pp.359-364
発行日 2020年4月5日
Published Date 2020/4/5
DOI https://doi.org/10.18888/ga.0000001621
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
- 参考文献
1 バルベルト緑内障インプラントとアーメド緑内障バルブ:器具の特徴
バルベルト緑内障インプラント(BGI, Abbott Medical Optics)は,調圧弁を持たない緑内障フィルトレーションデバイスで,シリコーン製の内腔が約0.3mmのチューブとプレートからなる(図1)。プレートの大きさは2種類あり,前房挿入型で直線チューブを持ちプレートサイズが350mm2(プレート最大縦経14.7mm,横径32 mm)のBG 101-350とプレートサイズが250mm2のBG 103-250,硝子体挿入型でホフマンエルボーを持つプレートサイズが350mm2のBG 103-350の3種のモデルがある。
Copyright © 2020, KANEHARA SHUPPAN Co.LTD. All rights reserved.