症例
5%イミキモドクリーム外用が奏効した足背部Bowen病の1例
飯島 茂子
1
,
高山 典子
1はなみずきクリニック
キーワード:
Bowen病
,
生検
,
経皮投与
,
皮膚疾患-足部
,
皮膚腫瘍
,
免疫組織化学
,
Imiquimod
Keyword:
Administration, Cutaneous
,
Bowen's Disease
,
Biopsy
,
Foot Dermatoses
,
Immunohistochemistry
,
Skin Neoplasms
,
Imiquimod
pp.493-497
発行日 2017年4月1日
Published Date 2017/4/1
DOI https://doi.org/10.18888/J01266.2017233479
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80歳女性。左足背の痂疲を伴う発疹を主訴に、臨床・病理組織学的所見からBowen病と診断した。生検翌日より二次感染を併発したが、感染が治まった生検2週間後には残存病変が消失し、細菌感染による自然消退と考えた。8ヵ月後に再燃を認めたため、5%イミキモドクリーム外用による治療を週3回4週間行ったところ、臨床的に病変部は消失し、10週後には組織学的に治癒と判定した。
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