特集 ウイルス感染症 最近の動向
イミキモドで治療した難治性疣贅の11例
菅 裕司
1
,
加瀬 貴美
,
吉川 桃子
,
山下 利春
1札幌医科大学 皮膚科学教室
キーワード:
いぼ
,
多剤併用療法
,
経皮投与
,
皮膚疾患-手部
,
皮膚疾患-足部
,
治療成績
,
Salicylic Acid
,
Imiquimod
Keyword:
Administration, Cutaneous
,
Drug Therapy, Combination
,
Foot Dermatoses
,
Hand Dermatoses
,
Warts
,
Treatment Outcome
,
Salicylic Acid
,
Imiquimod
pp.1647-1650
発行日 2016年10月1日
Published Date 2016/10/1
DOI https://doi.org/10.18888/J01266.2017077881
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著者らの皮膚科を受診した難治性疣贅11例(男性2例、女性9例、平均年齢52.5歳、平均罹病期間33.7ヵ月)に対してイミキモド外用治療を6ヵ月間行い、臨床効果について検討した。その結果、治療効果は完全消失が4例、部分消失が4例、無効が3例であった。著効した4例は治療期間平均4.75ヵ月で、部分消失した4例は治療を継続し、6ヵ月以内に2例が完全消失した。尚、経過中においてイミキモド外用による副作用、副反応はみられなかった。
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