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腋窩に生じたAngiolymphoid Hyperplasia with Eosinophiliaの1例
鹿毛 勇太
1
,
川村 杏奈
,
大川 智子
,
相原 道子
1横浜市立大学 皮膚科学教室
キーワード:
木村病
,
Triamcinolone Acetonide
,
腋窩
,
病巣内投与
Keyword:
Angiolymphoid Hyperplasia with Eosinophilia
,
Axilla
,
Triamcinolone Acetonide
,
Injections, Intralesional
pp.272-273
発行日 2017年2月1日
Published Date 2017/2/1
DOI https://doi.org/10.18888/J01266.2017215741
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57歳男性。全身のそう痒と両腋窩の腫瘤を自覚し近医を受診、ステロイド軟膏外用、抗ヒスタミン薬の内服を行なったところ、全身のそう痒は改善したものの、腋窩の腫瘤は難治のため紹介となった。初診時、両腋窩に小指頭大〜拇指頭大までの、そう痒を伴う弾性硬の紅色腫瘤が多発してみられた。皮膚生検を行い、病理組織学的にangiolymphoid hyperplasia with eosinophiliaと診断された。トリアムシノロン局所注射にて、腫瘤は縮小傾向にある。
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