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女性外陰部のBowen病の1例
重野 和彦
1
,
鈴木 英子
,
今門 純久
1日本赤十字社医療センター 皮膚科
キーワード:
Bowen病
,
外陰腫瘍
,
皮膚腫瘍
,
免疫組織化学
,
皮膚外科
Keyword:
Bowen's Disease
,
Immunohistochemistry
,
Skin Neoplasms
,
Vulvar Neoplasms
,
Dermatologic Surgical Procedures
pp.398-399
発行日 2017年3月1日
Published Date 2017/3/1
DOI https://doi.org/10.18888/J01266.2017200166
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症例は48歳女性で、初診5年前より外陰部に皮疹が出現し、徐々に拡大したため紹介となった。所見では左大陰唇に3cm大の境界明瞭で光沢を有する赤色局面を認め、一部は腟粘膜にもかかっていた。パンチ皮膚生検術を施行したところ、病理組織学的に外陰部Bowen病と診断され、拡大切除を追加した。術後半年経過現在、再発はみられない。
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