特集 再発する皮膚病
臨床例
植皮部に再発した乳房外Paget病
乙部 さやか
1
,
大垣 淳
,
石綿 夏織子
,
大原 國章
,
吉野 公二
1がん・感染症センター都立駒込病院 皮膚腫瘍科
キーワード:
Bowen病
,
Paget病-乳房外
,
外陰腫瘍
,
湿疹
,
腫瘍再発
,
鑑別診断
,
生検
,
皮膚移植
,
皮膚腫瘍
Keyword:
Bowen's Disease
,
Biopsy
,
Diagnosis, Differential
,
Eczema
,
Neoplasm Recurrence, Local
,
Paget Disease, Extramammary
,
Skin Neoplasms
,
Vulvar Neoplasms
,
Skin Transplantation
pp.877-880
発行日 2015年9月1日
Published Date 2015/9/1
DOI https://doi.org/10.24733/J01268.2016016686
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<症例のポイント>乳房外Paget病は境界が不明瞭なことが多く、mapping生検を行うことが多い。断端陽性の場合は局所再発率が高いが、自験例は断端陰性であったが2度再発している。再発部位は切除辺縁からおこることが多いが、自験例は植皮部内に限局して再発していた点が特異であり、発生機序について検討した。
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