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多発性丘疹状毛包上皮腫の1例
神崎 美玲
1
,
丸山 浩
,
柳澤 宏実
1水戸済生会総合病院 皮膚科
キーワード:
皮膚疾患-顔面
,
待機療法
,
多発性丘疹状毛包上皮腫
Keyword:
Facial Dermatoses
,
Watchful Waiting
pp.474-475
発行日 2016年3月1日
Published Date 2016/3/1
DOI https://doi.org/10.18888/J01266.2016208996
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27歳男。17歳頃より鼻の両側に米粒大の丘疹が出現し、次第に増数してきたため当科を紹介受診した。初診時、鼻唇溝から鼻根にかけて米粒大、正常皮膚色で表面に光沢を有する硬い丘疹が多発してみられ、病理組織学的に多発性丘疹状毛包上皮腫と診断した。確定診断のためCYLD遺伝子解析を計画したが、同意が得られず施行できなかった。現在、無治療にて経過観察中で、丘疹に著変はみられない。
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