特集 遠位脛腓靱帯損傷の病態と治療
陳旧性遠位脛腓靱帯損傷の手術治療
宮本 拓馬
1
1奈良県立医科大学整形外科学教室
キーワード:
遠位脛腓靱帯損傷(anterior inferior tibiofibular ligament injury)
,
suture button
,
suture tape
Keyword:
遠位脛腓靱帯損傷(anterior inferior tibiofibular ligament injury)
,
suture button
,
suture tape
pp.61-66
発行日 2025年1月19日
Published Date 2025/1/19
DOI https://doi.org/10.18885/JJS.0000002030
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陳旧性遠位脛腓靱帯損傷はスポーツ外傷などの後遺症として生じることが多い。手術加療としては,スクリューやsuture buttonを用いた固定法が用いられることが一般的である。また,最近ではsuture button固定にsuture tapeを用いた補強術を追加することで安定性が増加し,治療成績の向上が期待できるとされている。本稿では,このsuture button 2本とsuture tapeを併用した手術方法について紹介する。
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