特集 人工股関節置換術のエキスパートを目指そう
〔各論Ⅱ ナビゲーション,ロボット支援手術,その他のトピックス〕
人工股関節再置換術(寛骨臼側)
䯨 賢一
1
,
飯田 寛和
2
,
齋藤 貴徳
1
1関西医科大学整形外科学教室
2関西医科大学リハビリテーション学部
キーワード:
再置換(revision)
,
寛骨臼再建(acetabular reconstruction)
,
KTプレート(KT plate)
,
同種骨移植(allografting)
Keyword:
再置換(revision)
,
寛骨臼再建(acetabular reconstruction)
,
KTプレート(KT plate)
,
同種骨移植(allografting)
pp.1184-1191
発行日 2024年11月19日
Published Date 2024/11/19
DOI https://doi.org/10.18885/JJS.0000001972
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
- 参考文献
寛骨臼側再置換術において,基本コンセプトは初回人工股関節置換術と同じであり,術後機能のためには原臼位設置が基本である。広範囲な骨欠損を認める場合,サポートデバイスであるKTプレートは原臼位設置を可能とし,移植骨へ適度な荷重を伝達する力学的特徴をもち,解剖学的に正しい位置に設置するためのガイドとなる。KTプレートの設置は寛骨臼再建の一助となるため,習得すべき手技である。
Copyright © 2024, MEDICAL VIEW CO., LTD. All rights reserved.