特集 肉ばなれの臨床
1.代表的な肉ばなれの診療
腹筋群の肉ばなれ
福田 直子
1,2
1東京大学大学院整形外科
2国立スポーツ科学センター(非常勤)
キーワード:
腹直筋肉ばなれ(rectus abdominis muscle strain)
,
オーバーヘッドスポーツ(overhead sports)
,
内腹斜筋肉ばなれ(internal oblique muscle strain)
Keyword:
腹直筋肉ばなれ(rectus abdominis muscle strain)
,
オーバーヘッドスポーツ(overhead sports)
,
内腹斜筋肉ばなれ(internal oblique muscle strain)
pp.308-320
発行日 2023年3月19日
Published Date 2023/3/19
DOI https://doi.org/10.18885/JJS.0000001317
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腹直筋・腹斜筋の肉ばなれは,競技特異性が高く,再発も多い。安静により予後は比較的良好とされるが,受傷時の症状が軽くプレーを継続したり,早すぎる復帰をしたりすることで症状が悪化する例や瘢痕形成が残存する例がある。競技特性に応じた段階的な復帰が望まれる。
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