特集 運動器疾患に対する体外衝撃波治療
関節拘縮に対する拡散型圧力波の実際
水谷 仁一
1
,
岩堀 裕介
2
1春日井整形外科リハビリテーション科
2あさひ病院スポーツ医学・関節センター
キーワード:
関節拘縮(joint contracture)
,
拡散型圧力波(radial pressure wave;RPW)
,
理学療法(physical therapy)
Keyword:
関節拘縮(joint contracture)
,
拡散型圧力波(radial pressure wave;RPW)
,
理学療法(physical therapy)
pp.1118-1128
発行日 2022年10月19日
Published Date 2022/10/19
DOI https://doi.org/10.18885/JJS.0000001141
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拡散型圧力波(radial pressure wave;RPW)は圧縮した空気の力により,深さ20 mm程度まで圧力波を確実に照射することが可能とされている。RPWを従来の理学療法と併用することにより,理学療法単独ではこれまで苦慮していた関節包などの深層組織の治療に対しても有効な手段となる可能性がある。本稿では,肘関節拘縮,膝関節拘縮,凍結肩に対するRPWの具体的な方法について概説する。
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