特集 運動器慢性疼痛の病態と治療
運動器慢性疼痛の薬物治療
三木 健司
1
1大阪行岡医療大学医療学部・早石病院疼痛医療センター
キーワード:
認知行動療法(cognitive behavioral therapy)
,
集学的治療(multidisciplinary therapy)
Keyword:
認知行動療法(cognitive behavioral therapy)
,
集学的治療(multidisciplinary therapy)
pp.722-727
発行日 2022年7月19日
Published Date 2022/7/19
DOI https://doi.org/10.18885/JJS.0000001056
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運動器慢性疼痛の患者を診察した場合には,その原因の機序を考慮し,侵害受容性疼痛,神経障害性疼痛,痛覚変調性疼痛に分類し,それに対応して治療薬を選択することが望ましい。望ましい治療方法として,集学的診療があり,薬物療法だけではなく,それとともに行うべき運動療法・心理療法などがあり,医療者のコミュニケーションスキルを向上させることが治療成績を上げることにつながる。
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