特集 運動器慢性疼痛の病態と治療
運動器慢性疼痛に対するリハビリテーションの有用性
栗原 豊明
1
,
木村 慎二
1
,
岩嵜 円
1
,
田村 友典
2
1新潟大学医歯学総合病院総合リハビリテーションセンター
2長岡中央綜合病院リハビリテーション科
キーワード:
運動療法(exercise therapy)
,
認知行動療法(cognitive behavioral therapy)
,
いきいきリハビリノート
Keyword:
運動療法(exercise therapy)
,
認知行動療法(cognitive behavioral therapy)
,
いきいきリハビリノート
pp.741-748
発行日 2022年7月19日
Published Date 2022/7/19
DOI https://doi.org/10.18885/JJS.0000001058
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運動器慢性疼痛に対して,リハビリテーションは複数の有用な治療を有している。そのなかでも運動療法と認知行動療法を組み合わせた治療法は高い効果のエビデンスが報告されている。当院では「いきいきリハビリノート」を用いて認知行動療法に基づく運動促進法(以下,本法)を行い,良好な治療効果を上げている。本稿ではさまざまなリハビリテーション治療の効果とそのエビデンス,そして当院における本法の実際・治療成績などについて解説する。
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