特集 整形外科の外傷治療-現状と課題-
Ⅱ. 外傷治療システム(外傷センター,レジストリー)の現状と課題
総合南東北病院外傷センターの現状と課題
加藤 成隆
1
,
竹中 信之
1
,
松下 隆
1
1福島県立医科大学外傷学講座,総合南東北病院外傷センター
pp.46-51
発行日 2020年4月1日
Published Date 2020/4/1
DOI https://doi.org/10.18885/JJS.0000000268
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外傷センターはすべての新鮮外傷から残存する機能障害に対する機能再建まで外傷のあらゆるphaseに対応し,疾患を扱う整形外科とはっきり分業することでお互い効率的に働ける環境となった。作成した外傷データベースは治療結果を可視化するのみならず,各学会のレジストリーのフォーマットに出力が可能である。理想の外傷センターを構築していくには、多職種による連携・協力と,地方行政の協力のもと患者や人材を集約化することが必要である。
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