特集 整形外科の外傷治療-現状と課題-
Ⅱ. 外傷治療システム(外傷センター,レジストリー)の現状と課題
札幌徳洲会病院整形外科外傷センター
倉田 佳明
1
1札幌徳洲会病院整形外科外傷センター
pp.40-45
発行日 2020年4月1日
Published Date 2020/4/1
DOI https://doi.org/10.18885/JJS.0000000267
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機能再建型外傷センターとして,初療から手術,リハビリテーションに至るまで,専門スタッフが一貫して治療にあたっている。一般骨折はもちろんのこと,重度四肢外傷の治療も担い,外傷患者の社会復帰を目的として機能再建を行っている。当施設としての最大の課題はマンパワーの確保であるが,大局的には,官を主体とした整形外科外傷センターシステムの確立と患者集約が望まれる。また,外傷医療の発展のために,多施設が参加するレジストリーシステムの構築が期待される。
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