特集 CT、MRIを上手に循環器診療で使いこなせ!
診る 心臓CT 臨床において何を診るべきか?
山本 秀也
1
1広島大学 大学院医歯薬保健学研究院循環器内科学
キーワード:
冠動脈疾患
,
冠状動脈硬化症
,
冠血管造影
,
CT血管造影
,
狭心症-安定
,
動脈硬化プラーク
,
冠予備能
,
狭心症-労作性
Keyword:
Computed Tomography Angiography
,
Coronary Artery Disease
,
Coronary Disease
,
Coronary Angiography
,
Angina, Stable
,
Plaque, Atherosclerotic
pp.232-237
発行日 2017年3月9日
Published Date 2017/3/9
DOI https://doi.org/10.18885/J03097.2017164738
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冠動脈computed tomography angiography(CTA)は虚血性心疾患の診断や治療方針決定には必要不可欠の検査法となっている。これらの事実は,最近の大規模試験の成績によっても示されている(PROMISE試験,SCOT-HEART試験)。また,冠動脈CTAの判読所見についての指針が,専門委員報告であるCAD-RADSTMにおいて,新たに提唱された。本稿では,これらの成績や見解を紹介するとともに,わが国での冠動脈CTAの普及の現状を捉えながら,今後の展望についても述べていく。
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