特集 胸部の最新画像情報2017
総説
放射線科医が知っておくべき冠動脈の画像診断
宇都宮 大輔
1
1熊本大学 生命科学研究部画像動態応用医学共同研究講座
キーワード:
冠状動脈硬化症
,
冠血管造影
,
心筋虚血
,
三次元イメージング
,
CT血管造影
,
冠状動脈狭窄症
,
心筋血流予備量比
,
動脈硬化プラーク
Keyword:
Computed Tomography Angiography
,
Coronary Artery Disease
,
Myocardial Ischemia
,
Coronary Angiography
,
Imaging, Three-Dimensional
,
Coronary Stenosis
,
Fractional Flow Reserve, Myocardial
,
Plaque, Atherosclerotic
pp.113-121
発行日 2017年1月10日
Published Date 2017/1/10
DOI https://doi.org/10.18888/J01565.2017142926
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冠動脈CTAは循環器診療の中で大きなウェイトを占める。特に64列マルチディテクターCTにおいては、冠動脈CTAが冠動脈疾患の評価において高い診断能を有していることが明らかになり、臨床に広く受け入れられるようになった。放射線科医が冠動脈疾患の画像診断を行う上で知っておくべき知識や注意点を、以下の項目に分けて述べた。1)冠動脈CTAの診断能、2)冠動脈CTAの臨床適応、3)冠動脈の解剖、4)冠動脈の3D-CT読影、5)冠動脈プラークと狭窄、6)心筋虚血の評価、として述べた。
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