心臓の虚血?-病態生理と臨床のはざまを埋める 診断 王道から匠の技まで
心臓CT検査 文明の利器(1)
夏秋 政浩
1
1済生会福岡総合病院 循環器内科
キーワード:
冠動脈疾患
,
冠状動脈硬化症
,
ステント
,
冠血管造影
,
診療ガイドライン
,
CT血管造影
,
冠状動脈再狭窄
,
血管石灰化
,
冠予備能
Keyword:
Computed Tomography Angiography
,
Coronary Artery Disease
,
Coronary Disease
,
Stents
,
Practice Guidelines as Topic
,
Coronary Angiography
,
Coronary Restenosis
,
Vascular Calcification
pp.411-416
発行日 2017年3月1日
Published Date 2017/3/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00974.2017135856
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冠動脈CTは感度・特異度ともに高く,冠動脈疾患の診断に重要な役割を果たしている.冠動脈CTの件数は増加傾向で,冠動脈造影検査のgatekeeperとなっている.石灰化病変では陽性的中率が低く,診断能の改善が期待される.FFR-CTでは狭窄度のみならず虚血評価が可能であり,本邦への導入が期待される.
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