心臓弁膜症-初期診断・治療・管理のすべて 心臓弁膜症に関連する諸問題 内科医による管理
ガイドラインからみた感染性心内膜炎 診断と予防
赤石 誠
1
1北里大学北里研究所病院 循環器内科
キーワード:
心エコー図
,
鑑別診断
,
心内膜炎-感染性
,
リスク
,
診療ガイドライン
,
予防的抗菌剤投与
,
細菌培養
,
アメリカ
,
イギリス
,
日本
,
ヨーロッパ
,
血液培養
Keyword:
Blood Culture
,
Diagnosis, Differential
,
Endocarditis, Bacterial
,
Europe
,
Echocardiography
,
United Kingdom
,
Japan
,
Risk
,
United States
,
Practice Guidelines as Topic
,
Antibiotic Prophylaxis
pp.453-461
発行日 2015年9月1日
Published Date 2015/9/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00974.2015342252
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感染性心内膜炎の診断は疑うことが,重要である.感染性心内膜炎の診断の基本は,血液培養と心エコーである.感染性心内膜炎を疑った患者は,完全にそれが否定されるまでは,感染性心内膜炎として対応を続ける.感染性心内膜炎を予防するためには,抗菌薬の予防投与だけではなく,ハイリスク患者に対して感染性心内膜炎のリスクを説明し,発症早期に診断する努力を怠らないことが重要である.
©Nankodo Co., Ltd., 2015