特集 レジデントはどの治療法を選択すればよいのか-日常よく遭遇する疾患-
外傷 突き指(DIP病変)
善家 雄吉
1
,
酒井 昭典
1産業医科大学 整形外科学
キーワード:
局所解剖学
,
関節固定術
,
骨折
,
骨折固定法
,
手指関節
,
手指外傷
,
爪疾患
,
デブリードマン
,
スプリント
,
縫合法
,
アルゴリズム
,
ストレスX線撮影
Keyword:
Algorithms
,
Anatomy, Regional
,
Arthrodesis
,
Debridement
,
Finger Injuries
,
Finger Joint
,
Fracture Fixation
,
Nail Diseases
,
Splints
,
Suture Techniques
,
Fractures, Bone
pp.172-180
発行日 2019年10月1日
Published Date 2019/10/1
DOI https://doi.org/10.18885/J00282.2020051790
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突き指は,日常生活において比較的よく遭遇する外傷であるため,運動器や運動器疾患を扱うレジデントが治療に当たる機会も多いと思われる。また,比較的軽微な外傷を契機に発生するため軽視されがちであるが,患者のその後の運命は,最初に正確な診断と治療を下せるか否かにかかっている。本稿では,突き指を中心とした末節部・DIP病変の診断,治療(保存療法,手術療法)につきポイントを絞って解説していく。
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