特集 ワンステップアップ膝周囲骨切り術
内・外反ストレスX線像と脛骨プラトー形状からみたTCVOの適応
米倉 暁彦
1
,
尾崎 誠
1長崎大学 大学院構造病態整形外科学
キーワード:
関節可動域
,
脛骨
,
骨切り術
,
変形性膝関節症
,
ストレスX線撮影
Keyword:
Osteotomy
,
Tibia
,
Range of Motion, Articular
,
Osteoarthritis, Knee
pp.964-972
発行日 2019年9月19日
Published Date 2019/9/19
DOI https://doi.org/10.18885/J00282.2020007157
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
脛骨顆外反骨切り術(TCVO)の手術適応を,立位下肢全長X線像と内・外反ストレスX線像を用いて検討した。脛骨プラトー形状がPagoda型では内・外反ストレス角×1.5と予定矯正角度との差(β-α60)が-2°以上,DepressionまたはFlat型ではβ-α60が8°以上であればTCVOのよい適応であると考えられた。
Copyright© 2019 MEDICAL VIEW CO., LTD. All rights reserved.