特集 骨脆弱を伴う骨折の治療
関節リウマチに伴う骨脆弱性骨折治療のキーポイント
砂原 伸彦
1
,
瀬戸口 啓夫
,
徳本 寛人
1鹿児島赤十字病院 整形外科
キーワード:
関節リウマチ
,
危険因子
,
骨粗鬆症
,
骨密度
,
大腿骨頸部
,
骨折-骨粗鬆症性
Keyword:
Arthritis, Rheumatoid
,
Femur Neck
,
Osteoporosis
,
Risk Factors
,
Bone Density
,
Osteoporotic Fractures
pp.717-727
発行日 2019年7月19日
Published Date 2019/7/19
DOI https://doi.org/10.18885/J00282.2019311550
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関節リウマチは種々の要因により、全身性・傍関節性骨粗鬆症をきたす。ときに骨量・骨質の低下は著明であり、脆弱性骨折により急速なADL低下となり対応に難渋する。骨粗鬆症の早期診断と治療の介入が重要であり、リウマチ医と整形外科医の診療連携、骨粗鬆症リエゾンサービスなど治療環境の整備も重要である。手術療法の際には骨組織のみでなく、軟部組織も脆弱であることを念頭に置き臨むことが必要である。
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