発行日 2002年12月1日
Published Date 2002/12/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00393.2003141053
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術後感染症の中で最も多い手術部位感染を減少させる手法として,その発生に関するデータを集積・分析し継続的に監視するサーベイランスが有効である.そのデータは現場に適切にフィードバックされることにより有効に利用される.データの経時的推移によって自施設内での手術部位感染に関する評価が可能である.施設間の比較をする際にはデータベースが必要であるが,サーベイランスが確立しているアメリカと異なり,日本は全国的データベースが構築途上にあるため,施設間の比較が困難である
©Nankodo Co., Ltd., 2002