特集 整形外科周術期感染の予防と対策
周術期感染と術中因子
鉄永 智紀
1
,
藤原 一夫
1岡山大学病院 整形外科
キーワード:
ドレナージ
,
手術創感染
,
手術手袋
,
術中期
,
消毒剤
,
洗浄療法
,
手洗い
,
縫合糸
,
股関節置換術
,
膝関節置換術
,
手術時間
,
外科用ドレープ
,
予防衣
,
無菌病室
Keyword:
Disinfectants
,
Drainage
,
Environment, Controlled
,
Hand Disinfection
,
Gloves, Surgical
,
Therapeutic Irrigation
,
Intraoperative Period
,
Surgical Wound Infection
,
Sutures
,
Arthroplasty, Replacement, Hip
,
Arthroplasty, Replacement, Knee
,
Surgical Drapes
,
Operative Time
pp.369-376
発行日 2018年4月19日
Published Date 2018/4/19
DOI https://doi.org/10.18885/J00282.2018191104
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
整形外科関連の手術ではインプラントを用いる手術も多く、ひとたび手術部位感染を起こすと非常に治療に難渋する。術中因子としては、長時間の手術では落下細菌量が増加するため、できる限り手術時間の短縮に努める必要がある。また、現在使用可能な縫合糸には抗菌薬を含むものなどさまざまなものがあり、その特性に習熟しておく必要がある。そのほか、整形外科関連の手術における周術期感染に影響する術中因子について述べる。
Copyright© 2018 MEDICAL VIEW CO., LTD. All rights reserved.