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Heart View Volume 28, Issue 4 （April 2024）

Heart View 28巻4号（2024年4月発行）

特集肺高血圧治療～今どこに進んでいるのか～

識る4

左心疾患とPHを合併する場合の診療はどうするか？～心疾患合併PAHおよび2群PHの診療～波多野将 ¹ ¹東京大学医学部附属病院循環器内科/高度心不全治療センターキーワード： PAH with cardiopulmonary comorbidities , left heart phenotype , cardiopulmonary phenotype , isolated post capillary PH , combined pre- and postcapillary PH Keyword: PAH with cardiopulmonary comorbidities , left heart phenotype , cardiopulmonary phenotype , isolated post capillary PH , combined pre- and postcapillary PH pp.331-335

発行日 2024年4月9日 Published Date 2024/4/9

DOI https://doi.org/10.18885/HV.0000001524

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参考文献

肺血管拡張薬の著明な進歩により，近年，肺動脈性肺高血圧症（PAH）に対してはupfront combination therapyが主流になっている。しかし，肺高血圧症（PH）の原因によっては，安易な肺血管拡張薬の導入・併用はかえって病態の悪化を招くことがある。本稿では，肺血管拡張薬の使用に特に注意が必要な，PAH with cardiopulmonary comorbiditiesおよび2群PH（左心不全に伴う肺高血圧症：PH-LHD）の病態と管理法について解説する。